卑弥呼の最期とは一体どのようなものだったのだろうか?
箸墓古墳は卑弥呼の墓ではないかと言われています。
墓があるからには、当然のことながら、卑弥呼も死を迎えているわけです。
「魏志倭人伝」の記述にも、”卑弥呼もって死す”とあります・・・卑弥呼は老衰で亡くなったのか、それとも多くのシャーマンがそうであるように殺されたのか・・・
霊力の衰えた卑弥呼は、次の新しい霊力を持ったシャーマンに交代させられたのではないか、私はそのように思います。
北九州で発見された甕棺の中に、正面から矢を何本も打ち込まれて葬られている女性が見つかっています。
女性の下腹部だけに集中して矢が放たれています。
この女性も、卑弥呼と同じような神憑りの能力を持つ巫女ではなかったかと思われるのです。霊能が衰えて役に立たなくなったから殺された・・・そう解釈できるのではないでしょうか。
殺されたと言っても、卑弥呼の魂は生き続けます。
次代のシャーマンに乗り移ることにより、さらに強力になった卑弥呼の魂は永遠に生き続けるのです。古代人はきっとそのような考え方をしていたと思われます。
箸墓古墳をぼんやりと眺めながら、卑弥呼の最期について想いを巡らせてみました・・・。
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