猿沢池。
奈良公園の一角、興福寺に程近い場所にあります。
興福寺五重塔が猿沢池の水面に映る風景はとても美しく、奈良市民および観光客の間でも人気です。
猿沢池周辺は360mにも及び、柳の木があちこちに見られます。
柳の木って、なんだか日本の風情を感じさせますよね。
猿沢池の名物「スッポン」!
スッポンが甲羅干しをしている姿をよく見かけます。
スッポンは絶えず見るのですが・・・
なぜだか分かりませんが、カエルの姿はとんと見かけたことがありません。
これだけの池なのにカエルの姿が見当たらない・・・
猿沢池の七不思議のひとつに数えられている珍現象です。
猿沢池のほとりから見える興福寺南円堂。
八角形の赤いお堂で、西国三十三箇所の札所にもなっています。
学業成就のご利益があるとされ、興福寺の中でも最も人気のあるスポットです。
猿沢池のスッポンは見ていて飽きませんよね(笑)
猿沢池の由来ですが、元々興福寺が行う放生会(ほうじょうえ)の放生池として、人工的に造られたのが始まりです。
749年に造られた池といいますから、とても長い歴史があります。
放生会とは万物の生命を慈しみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式のことです。
今でこそ、趣味の魚釣りなんかでもキャッチアンドリリースが励行されていますが、放生会の持つ深い意味をかみ締めながら猿沢池をボンヤリと眺めてみるのもいいですよね。
◇興福寺南円堂の観光案内 猿沢池の隣り!
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
奈良の宿大正楼の主人でございます。ツイッターやフェイスブックにも参加中です!
奈良の観光情報をどんどん発信して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
Copyright © 2007-2023 奈良の旅館大正楼 All rights reserved.