五月雨や五月晴れの本来の意味
GWも終わると、いよいよ本格的に初夏の雰囲気が漂って参ります。
初夏って、実に爽やかな季節ですよね。
飛鳥、長谷寺、山の辺の道が最寄りの和風料理旅館。 大和国一之宮大神神社御用達。ご宿泊、ご宴会の他にも、結納、法事、結婚披露宴等のお食事予約も承っております。
〒633-0001
奈良県桜井市三輪459
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GWも終わると、いよいよ本格的に初夏の雰囲気が漂って参ります。
初夏って、実に爽やかな季節ですよね。
キトラ古墳の動画がアップされていました。
壁画に描かれた玄武、青龍、朱雀、白虎の四神が鮮やかに映し出されています。
※現在は再生不能です。誠に申し訳ございません。
奈良・天理方面から国道169号線を南へ向かいます。
長岳寺や箸墓古墳を左手に見ながら進んでいくと、大神神社の大鳥居が同じく左側に見えて参ります。
神の山「三輪山」。
三輪山は山そのものがご神体です。
神様は山におられ、拝むための拝殿はあっても社はありません。古代日本国家が成立する際、重要な役割を担った三輪山。
その神々しいお姿には、神奈備という言葉がよく似合います。
大神神社参拝のご案内です。
薬井戸で有名な狭井神社の手前左側に市杵島神社があります。
赤い鳥居。
ご祭神は日本土着の水神”市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)”。
鎮花祭も終わった初夏の大神神社境内を歩いてみました。
爽やかな薫風が吹き抜けるこの季節は、個人的にも大好きな時期に当たります。散歩を楽しむにも絶好のシーズンではないでしょうか。
よく当館にお泊り頂くお客様にも聞かれるのですが、「狭井神社」の読み方は結構難しいですよね(笑)狭井神社は「さいじんじゃ」とお読みします。別名を花鎮社(はなしずめのやしろ)といいます。
狭井神社といえば御神水で有名ですよね。
万病に効くと言われる霊験あらたかなご神水を飲むために、日本全国から多くの人が訪れます。ここではプライバシーの問題があるため申し上げられませんが、とある芸能界の著名な方も御神水を求めて当館にお泊りになられています。
狭井神社の鳥居。
初夏には鮎料理がよく似合います。
季節を愛でる日本人ならではですね。
鮎は川の岩に付いた藻を食べます。そのせいか、スイカや胡瓜を思わせる独特の香りがします。アユは漢字で鮎ですが、「香魚」とも書きます。
鮎料理として、鮎の魚田と鮎のうるか焼きをご案内致します。
鮎の内臓の風味を生かした焼き物です。
まずは鮎のうろこを落として、背開きにします。
内臓を取り出して水洗いします。
内臓は血生臭いですから、このひと手間は重要なポイントですね。
鮎の腹の中もきれいに洗っておきます。
内臓を細かく包丁でたたきます。
内蔵、酒、水、塩を合わせて火に掛けます。
半量ぐらいになるまで煮詰めて「うるか汁」を作ります。
さらに、このうるか汁を濾します。
うるか汁を冷やして、背開きにした鮎を30~40分ほど漬けておきます。
鮎を取り出し、脱水シートにはさんで冷蔵庫で一晩置きます。
踊り串を打って焼きます。
写真のアユもそうですが、ちょっとお腹のゆるくなってしまった鮎をうるか焼きにしてみてはいかがでしょうか?無駄なく内臓を活かすことができますよ。
モノを大切にする、これもエコの精神ですね。
香魚というぐらいですから、うるか焼きは間違いなく鮎を引き立てる料理法のひとつです。
アワビ料理といえば、お造りの他にも酒蒸しが有名。
アワビの酒蒸し。
3時間ほど蒸した鮑のやわらかい食感が楽しめます。
使う食材はマダカアワビかメガイアワビ。
お造りに向くクロアワビとは違って、吸盤部分の色が赤っぽい色をしています。
箸墓古墳のご案内です。
卑弥呼の墓ではないかと言われている箸墓古墳。
奈良県桜井市箸中にある箸墓古墳は、別名「箸中山古墳」ともいいます。
3世紀半ば過ぎの前方後円墳。
大神神社に於いて、6月30日に夏越しの大祓が催されます。この日は、「みわの茅の輪神事」の行事もあり、重要な祭典の日となります。
祈祷殿前に置かれた茅の輪。
夏越しの大祓は、正しく上半期の総決算ですね。
今年も早、半年が過ぎ去ろうとしています。
半年間の穢れを取り去って、心新たに下半期へ向かっていきたいと思います。
奈良県桜井市にある大正楼では、
簡単なお食事予約も承っております。ご予算やお人数については、お電話にてご相談させて頂きます。基本的には5名様以上で5,000円からとなっております。
<スモークサーモン蛇籠蓮根>
卑弥呼の最期とは一体どのようなものだったのだろうか?
箸墓古墳は卑弥呼の墓ではないかと言われています。
墓があるからには、当然のことながら、卑弥呼も死を迎えているわけです。
「魏志倭人伝」の記述にも、”卑弥呼もって死す”とあります・・・卑弥呼は老衰で亡くなったのか、それとも多くのシャーマンがそうであるように殺されたのか・・・
大神神社は酒の神様としても有名です。
大神神社の摂社として鎮座する、酒に関係の深い活日神社をご案内致します。
崇神天皇の御代、大神の掌酒(さかびと)に任ぜられ、神酒の醸造に取り組んだのが、活日神社のご祭神”高橋活日命”(たかはしのいくひのみこと)です。
高橋活日命は、酒造り天下一の名人でありました。
杜氏として一番早くに記録されている方であり、杜氏の先祖とも仰がれているお方です。