摩尼輪塔をご案内致します。
摩尼輪塔の読み方ですが、「まにりんとう」と読みます。
談山神社の拝観受付を出て、東大門へ向かう途中の坂道にあります。
摩尼とは宝珠のことです。
竜王の脳中から出たという宝珠のことを「摩尼」といいます。
そういえば、談山神社の境内にも龍神が祀られていますね。摩尼を得れば、思いのままに願いが叶うと云われています。
摩尼輪塔の上円部。
梵字でアークと刻まれています。
密教で説かれる胎蔵界「大日如来」の種子アークです・・・思いのままに願いが叶う如意宝珠。
如意宝珠といえば、安倍文殊院の晴明堂に安置されている如意宝珠を思い浮かべます。
さらには、お寺や神社でよく見かける擬宝珠も、如意宝珠を模したものですよね。
摩尼輪塔の脇に案内書きがありました。
摩尼輪塔は重要文化財に指定されています。
乾元2年(1303年)・・・鎌倉後期の名作です。
八角大石柱笠塔婆の塔身に薬研彫で「妙覚究竟摩尼輪」と彫られています。
摩尼輪塔から談山神社東大門へと続く坂道。
この道を下って行くと、東大門(とうだいもん)へ辿り着きます。
坂の途中にあった石標。
歴史街道を歩いていると、こんな感じの石標をよく見かけますが、何と書いてあるのか解読するのが難しいですよね(笑)
談山神社の東大門。
両袖付きの高麗門です。
多武峰バス停や屋形橋の近くにある東大門。
ひっそりと佇むその姿からは歴史の重みが伝わって参ります。
ここでしか見ることのできない、貴重な歴史遺産です。
笠を被った姿が愛らしいですよね。
談山神社参拝の際には、是非見ておきたいおすすめ観光スポットです。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
奈良の宿大正楼の主人でございます。ツイッターやフェイスブックにも参加中です!
奈良の観光情報をどんどん発信して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
Copyright © 2007-2023 奈良の旅館大正楼 All rights reserved.