新薬師寺の境内には、身障者用の設備が整えられていました。
当たり前のことなのでしょうが、さりげないお寺の慈愛を感じます。
こういったユニバーサルデザインの設備がどんどん広がっていくことを願ってやみません。
本堂の裏側・・・ここから本堂へ入ることができるようです。
階段をはじめとする段差は、スムーズな拝観を妨げてしまいますからね・・・バリアフリー設備をいち早く取り入れていらっしゃる新薬師寺さんの姿勢には感服致します。
新薬師寺の東門。
南門と共に鎌倉時代の建築になります。
本堂の中に収められている十二神将像はあまりにも有名です。
ご本尊の薬師如来坐像を囲むように、円を描いて外側を向く十二神将。12体の内、実に11体が国宝に指定されています。
新薬師寺の十二神将の中では、伐折羅大将が最も人気を集めます。怒りの表情を露わにし、動きのある人間味あふれる仏像に仕上がっています。
仏像が作られた当初は極彩色であったと云いますから、その艶やかさが偲ばれます。
本堂の入口です。
本堂向かって左側にあり、いよいよ薬師如来坐像や十二神将像とのご対面です。
新薬師寺のご本尊であらせられる薬師如来坐像。
白漆喰の中央土壇に安置されています。
平安時代の一木造り、大きな目と量感あふれる体躯が魅力的な仏像です。もちろん、薬師如来様も国宝に指定されています。
ご本尊の胎内から発見された法華経8巻も、同じく国宝に指定されています。
新薬師寺を案内する道標。
春日大社~ささやきの小径~志賀直哉旧居~新薬師寺というコースを辿りましたが、全体的に徒歩で10~15分程度の観光ルートでした。
美しいフォルムの本堂。
かつては食堂だったと伝えられる創建以来の建物で、こちらも国宝指定を受けています。
新薬師寺の住所は、奈良県奈良市高畑福井町1352。アクセスはJR・近鉄奈良駅より循環バス破石町下車徒歩10分、拝観料は600円となっています。
◇仏手柑 新薬師寺で見つけた長寿飴!
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大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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