大野寺の所在地は奈良県宇陀市室生区大野。
室生寺方面へ向かう途中、鋭角に折れる道を左へ取ります。宇陀川沿いをしばらく走ると、左側に大野寺が佇みます。
宇陀川の渓流沿いにひっそりと建つ名刹です。
大野寺の大磨崖仏。
宇陀川沿いの”屏風浦”と呼ばれる絶壁に彫られた仏様です。大自然の中にそのまま溶け込んでいます・・・。
うっすらと色付いた紅葉越しに見える大磨崖仏。
高さ約１４ｍの巨大な弥勒菩薩様が彫られています。国の史跡にも指定されている仏様。
室生火山群に特有の石英安山岩を、二重の光背形に彫り込んだ力作です。
大磨崖仏を案内する石碑も建っていました。
奈良観光に訪れる人の多くは、室生寺の紅葉やシャクナゲを旅行プランの中に組み入れています。大野寺はどうでしょうか？
意外と忘れられているお寺ではないでしょうか。
室生寺にアクセスする途中、その手前にあるお寺です。
是非、大野寺も旅行ルートに加えておきたいですね。
宇陀川沿いに建つ休憩小屋からも、大野寺のシンボルである大磨崖仏が見えます。
弥勒菩薩様の左下には、真言宗らしく曼荼羅も刻まれています。
大野寺へのアクセスをご案内致します。
近鉄大阪線室生口大野駅より徒歩５分。
拝観料は２００円。駐車場は無料で、５台のスペースが用意されています。
◇長谷寺の歴史 おすすめのコースです！
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