京都東山にある建仁寺。
祇園に隣接する建仁寺の境内を歩いていると、その南西方向に摩利支尊天堂という開運の神様がいらっしゃることを知りました。
摩利支尊天堂のイノシシ。
境内には猪の像がたくさん見られます。
狛犬ならぬ、狛猪ですね(笑)
干支でいう亥年の守り神でもいらっしゃいます。
八坂通に面した門。
門前を東方向に登って行くと、東山のシンボルである八坂の塔がそびえます。
摩利支尊天堂は、建仁寺塔頭禅居庵の一部を占めています。
摩利支天を祀ることで知られます。
摩利支天って何?
あまり聞き慣れない名前ですよね。
摩利支天とは、天部に属する仏像のことを意味します。
仏教に帰依し、仏法を守護する役割を担う仏像のことで、よく知られるところでは、帝釈天、弁財天、吉祥天なども天部に属する仏像です。
ご本尊は、7頭の猪に乗った三面六臂のお姿をされています。
陽炎を神格化した女神だと云われています。
顔は天童女、身には甲冑をまとい、頭には宝冠を頂いています。
日本三大摩利支天の一つに数えられます。
陽炎の神様ということで、中世の武士からの信仰も篤かったようです。
陽炎は正体が不確かで、神出鬼没の存在ですよね。
上手く身を隠したい願望の強かった武士たちからの信仰が篤かったのも頷けます。
開運・勝利の神様として人気の摩利支尊天堂。
亥年生まれの人なら、一度は訪れておきたい場所ですね。
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